コラム【外国人メンバーの育成】

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外国人メンバーの育成

私たち日本人にとっては「当たり前」である事も、外国人のメンバーから見ると「当たり前じゃない」事は沢山あります。
私自身、日本人マネージャーから、「外国人はやはりマナーがわからないからやりにくくて大変だ」という不満の声を聞いていました。しかし、異なる文化で過ごしてきた外国人社員が日本でのビジネスマナーが理解出来ない、空気を読む習慣が分からない、言葉遣いが違う事は当然のことと言えます。
外国人社員からすると、悪気があって行っていることではない行動や言動に対して周りの日本人社員がピリピリとなっていると不信感が募ってしまいます。また一緒に働く日本人社員も、外国人はこれだからだめだ、とストレスが溜まります。

私自身が2012年にマレーシアに赴任していたので、ある意味「日本で働くメンバー」と逆の経験をしたからこそ、異国で仕事する大変さを身をもって経験したからこそ、外国人社員の無礼や無知を、許容する事が出来たのだと思っています。

ここからいくつか実例を踏まえて外国籍メンバーの育成、失敗談、グローバル感覚の習得などを紹介させて頂きます。

 

外国人社員との写真

 

OJTとOFF_JT

私の統括していた業務内容が、海外の投資家の方へ「日本不動産」を販売する業務である事を前提条件として実例を紹介させて頂きます。

OJTに関しては、上司と部下の関係を無視してコミュニケーションを取りながら、常に行動を共にする事が大切になります。海外の投資家が来日される前から準備が始まり、物件の資料も、視察も、一緒に行う事で資料を作成するポイントや、物件を見るポイント、そして物件を説明するポイントも事前に担当する外国籍メンバーと摺り合わせる事が出来るので、実際に案内当日もスムーズに実施出来ます。

ただ、余談ですが、チームが出来たばかりの頃は、外国人メンバーと徹底的にOJTで付き合うため、自分自身の業務が行えず、メンバーが帰宅した後、ひとり孤独に残業する事が多く、何度も心が折れそうになりました。(職種によっても大きく異なると思いますが、大きな金額が動く不動産販売、日本人の新人でも習得するまでに時間を必要とする業務内容にも関わらず、文化も言葉も異なる外国人メンバーが習得するのには当然時間が掛かります)

 

マレーシア風景

 

OFF_JTに関しては、日本不動産に関する“勉強会”を、毎週実施する様にしていました。
宅地建物取引業法と言う日本の法律に基づいて、不動産取引が行われているのですが、彼らが疑問に持つポイントは、●●はオカシイ!●●は間違っている!的に、私にとっては解決が出来ないポイントに疑問を持ち、指摘する場面もあり、法律の解釈事態を調べて伝えなければならず、非効率だなーと、不快になりながら勉強会を実施していた事もあります。

OJT&OFF_JTに関して、初めは忍耐強く指導する事を覚悟しておいた方が、外国籍メンバーの採用の後にギャップが少なくて済むと思いからあえてネガティブな内容を開示させて頂きました。

当然、外国人メンバーの雇用は、ネガティブな事だけでなく、マイナス要素の何倍もプラス要素があります。それは、自分自身のグローバル感覚の広がり、そして、各段に語学力のレベルアップ、海外とのネットワーク。帰国したメンバーや現地採用メンバーとは、今でも連絡を取り合いながら、出張時に再会したり、家族旅行の時に再会したりと、継続的に関係が続いており、今では家族ぐるみでの付き合いが深まっています。

 

マレーシア風景

 

 

次回は、約7年外国人メンバーと共に仕事をした内容をこのコラムでご紹介させて頂こうと思います。

 

 

執筆者: 岡崎健治(おかざき けんじ)

株式会社マリモホールディングス

 

 

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